ダイエッターにとって、やはり気になるのが皮下脂肪ではないでしょうか?二の腕や太もも、下腹にたっぷりとついた皮下脂肪。どうにかしないと...。
「忙しくて時間が無い!」 などの理由から、運動を行わないでダイエットを行う人が多いのですが、食事制限のみのダイエットで、体重を落とした場合、引き換えとして美しいボディラインは手放さなくてはなりません。
TVやインターネットでは 『簡単○○ダイエット』 など、めまぐるしく登場し、どうしても簡単な方向へなびいてしまうのも分からなくはないのですが、運動なしでのリスクをよく理解してから、ダイエットに取り組んで欲しいものです。
『隠れ肥満の人』 増えてます!
★ 『太っている』 『痩せている』 の判断目安として考える、最もポピュラーな数値は 『体重』 です。
でも、本当の肥満度は、体重に占める脂肪の割合、つまり体脂肪率で決まってきます。
人間の体は、主に水分と筋肉・脂肪・骨で構成されています。脂肪は生きていくためにある程度は必要ですが、増え過ぎると美容や健康の大敵になります。
体重は標準範囲内でも、体脂肪率が高ければ 『隠れ肥満』 になってしまいます。
少し前までは、標準体重のみを基準として考えられていたため、 『隠れ肥満』 の人は見過ごされがちでした。本人も若いころから体重もあまり変化していないので、肥満だとは思ってもいないようです。
ふつうの肥満者なら、外見からも体脂肪が多いことが分かるので、周囲からも何らかの指摘があり、家族も気をつけてくれたりします。
これに対して、見た目が太っていない 『隠れ肥満者』 の場合は、自分の脂肪率の高さに気づかなければ、他人から太っていると思われないので、知らない間に生活習慣病を進行させてしまう危険性が高いといえます。
現在、肥満度の判断基準に、以下の 『BMI』 (Body Mass Index)という指数を用いています。
BMI=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}
例えば、身長が160cmで体重50kgの人の場合、50÷(1.6×1.6)=19.5となります。以下の判断基準から 『標準』 という判定になります。
BMI指数
| ※BMI |
18.5未満 |
18.5以上25.0未満 |
25.0以上 |
| 判定 |
痩せ |
標準 |
肥満 |
【万有製薬 メルクマニュアル
】ほとんどの人にとって、太っているという状態はすぐにわかります。しかし医学的には「体重過多」と「肥満」は区別されます。体格指数(BMI)がこういった状態の定義に使用されます。BMIは、体重(kg)を身長(m)の2乗で割った値です。体重過多はBMI値25.1〜29.9、肥満はBMI値30以上と定義されます。
[※詳しく読む]
まず、体重信仰オンリーの考え方を変えることが、リバウンドを防ぎ、ダイエットの悪循環・ヨーヨー現象を防ぐ第一歩となるんです。
あなたの理想体重は?
筋肉と脂肪が入れ替わる?
★ 最近の女性の体型として、一見スリムでもポチャッとしている女性がとても増えているそうです。
体重は、標準範囲内にあるのに、脂肪量が多く、筋肉の量がとても少ないのが特徴です。
共通して、食事の量がもの凄く少ない割りに、食べるとすぐ太ってしまうので、食べたくても食べる事が出来ないそうなのです。
では何故こんなことになっているんでしょうか?
大きな要因としては、運動をダイエットメニューに組み込まず、食事制限のみに走る傾向が強いからだといわれています。
食事制限のみでのダイエットは、慣れない運動の辛さといったストレスがないうえに、確かに痩せていくスピードは速いからです。
運動せずに食事だけで痩せようとした場合!
1.運動しないので筋肉が減ってしまう。そして、エネルギーが足りない場合、筋肉を分解してエネルギーとして使うため筋肉が落ちてしまう。
2.筋量が減ると基礎代謝が悪くなるため、少し食べただけでも太ってしまうようになるため、ますます食べる量を減らすようになってしまう。
3.すると、摂取エネルギーが更に減ってしまい、体は脂肪を溜め込んでしまう体質に変化し、筋肉の分解も進んでしまう。
こうした悪循環にはまってしまう場合が多いようです。
こんな安易なダイエットを何度も繰り返すうちに、体の組織の構成が変わり、若い頃はあった筋肉が、徐々に脂肪と入れ替っていきます。
体重はあまり変わっていないように見えても、脂肪をたっぷりと蓄えた、体脂肪率の高い、痩せにくい体に変化していっているのです。
| ※体脂肪率 |
性別 |
痩せ |
標準 |
肥満 |
| 判定 |
30歳未満女性 |
17%未満 |
17〜24%未満 |
24%以上 |
| 30歳以上女性 |
20%未満 |
20〜27%未満 |
27%以上 |
| 30歳未満男性 |
14%未満 |
14〜20%未満 |
24%以上 |
| 30歳以上男性 |
17%未満 |
17〜23%未満 |
23%以上 |
そして、疲れやすくなるだけでなく、肌質や髪質が悪くなるため、くたびれた印象になり、便秘の症状がひどくなるなど、いいことは1つもないのです。
筋肉量チェック