体重減少だけを求めたダイエットを続けている人たちが、何と多いことでしょう。
「体重信仰はやめるべし!」はじめにこう宣言しておきます!
同じ体重でも、筋肉が多いのと脂肪が多いのとでは全く体型が違います。
筋肉が多い方が明らかに痩せて見えるのです。
なぜなら、脂肪よりも筋肉の方が、体積当たりの重量が重いから...。
ダイエットの体重変化について...
体重を減らせるだけが目標のダイエットを考えた場合、まず思いつくのが、ファスティング(断食)や単品ダイエットではないでしょうか?
2日〜3日で、2〜3kgは確実に体重が減りますが...。これはダイエット的に考えて、体重が減っているわけではないのです。
1日に何回も、体重計に乗る習慣のある人ならご存知だとは思いますが、ダイエットをしていなくても、1日のうちに体重が1〜2kg変化することは良くあることです。
それに加え食事を摂らないのですから、その重量分さらに体重が減るのは当然といえます。もちろん排泄の分も加わり、自然増減分といったところでしょうか。
体脂肪を燃やすために必要な消費カロリーは、体重1kgあたり、7000kcal〜7500kcal必要と言われています。
例えば、体重50kgの女性が、1時間のジョギング(7km/h)で消費できるカロリーがおよそ400kcalですから、なんと約17.5時間分に相当するんですよ!
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このことからもわかるように、なにもしない食事制限のみで、1日に体重(体脂肪分)を1kg変化させることは、ほぼ不可能に近いのです。減っているのは自然増減分だけなのです。
「じゃあ、1ケ月続ければ?」と思うかもしれません。この場合は、体脂肪も使われているため、ダイエット成功?といえるかも知れませんが...
悲しいことに、体は病気か、もしくは遭難した?と思ってしまい、ホメオスタシスのスイッチが、最高のレベルでONになってしまいます。
そして、ダイエット後のリバウンドに悩まされてしまう結果になってしまいます。
食事制限を永遠に続けられない限り、生活スタイルを元に戻した時点で、強烈なリバウンドが待ち受けているのです。
「永遠にダイエットを続けないといけない」というわけですね。
1ケ月で落とせる、安全なダイエットの目安は体重のおよそ5%程度です。
無理な食事制限は、「食べたいのをガマンする!」という精神論を習得するためぐらいに、とどめておいたほうが無難ですね。
最近では、ダイエット成功のためには、「体重ではなく、体脂肪率を落とす!」。そして、「筋肉率をあげる!」という傾向になってきています。
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