食べたい欲求を抑えすぎて爆発するぐらいなら、最初から我慢しなくても...?
ダイエット中は、ただでさえイライラしがちだから...我慢しすぎると必ず限界がきます。
----- この限界になった時が危険なんですよね。
お菓子は、高カロリーだから確かに食べないほうがいいんだけど、ダイエット中でも食べ方に気をつけていけば、それほど影響も少なく、痩せることができると思います。
イライラするのはあたり前?
体のエネルギーとなる主要な栄養素といえば、たんぱく質、糖質、脂質ですが、その中でも糖質の一種のブドウ糖は、脳のエネルギー源となる大事な栄養素。
食事をしてから数時間すると、このブドウ糖が減り始め、空腹を感じはじめるのです。
このとき栄養を補給せず、無理に我慢をすると、体力の低下や、頭がしっかり働かなくなり、イライラの原因になります。
ダイエット中はとにかくイライラとの戦いです。いかにこのイライラと上手に付き合えるかに、ダイエットの成否はかかっていると思います。
そのためには、うまく間食を入れることが必要になってきます。欲しくない人は無理に食べる必要はないでしょうが、イライラする人は必須条件として、間食の習慣を取り入れましょう。
イライラを鎮め、ダイエット効果のあるおやつとは?
インターネット調査のマイボイスコムの調査結果によれば、イライラした時に口にするお菓子として、多くの人に選ばれたのは「チョコレート」でした。(参考記事:気分転換とお菓子)
たくさんのお菓子が満ちあふれる中で、チョコレートに多くの人が癒しを求めています。
「高カロリー・高脂肪だから太る!」というイメージの強いチョコレートですが、その主原料である【カカオ】にダイエット効果があることがわかってきています。
古くから薬効のあるものとして珍重されてきたチョコレートの主成分カカオ。カカオには、糖質、タンパク質、炭水化物、脂質、アミノ酸、食物繊維、テオブロミン、カルシウム、マグネシウム、亜鉛やその他ミネラル、ビタミンEなどたくさんの栄養素が豊富に含まれています。
そしてその中でも、ダイエットに効果のあるとされる成分が、カカオマスポリフェノール、テオブロミン、脂肪酸、ギャバ、食物繊維などです。
- 【チョコレートのダイエット有効成分】
- ●カカオマスポリフェノール
- すぐれた抗酸化作用で血管にコレステロールが付着するのを防ぎ、血液をサラサラにする効果。また脂肪分解酵素リパーゼの働きを抑制し、血中脂質が減少することで、体脂肪になるのをおさえてくれます。
- ●テオブロミン
- 血管を拡張させ血流量を上げ、体温を上昇させる働きがあるため、基礎代謝アップや、冷えの解消効果に。また、空腹時に摂取すると、満腹中枢を刺激して食欲を抑制効果も...。
- ●脂肪酸
- カカオには、不飽和脂肪酸のオレイン酸と、ステアリン酸が豊富に含まれています。オレイン酸は中性脂肪やコレステロール値を下げる効果があり、ステアリン酸は体脂肪になりにくいのが特長です。
- ●ギャバ(γアミノ酪酸)
- 自律神経系の調節作用に優れ、緊張を緩和し気持ちをリラックスさせる効果があります。脳内神経伝達物質のドーパミンが増加し、リラックス状態を示す脳波のα波が増加。
- ●食物繊維(リグニン)
- カカオの食物繊維リグニンは不溶性食物繊維で、便秘改善効果が高いんです!
ダイエットに向いているのは、カカオ分が多いビターチョコ!カカオ分が70%を超えるビターチョコレートには、ダイエットにつながる成分がたっぷりなんです!
法則その
間食のススメ!
おやつを止めることができないのなら、無理に止めることはありません。ポイントは「食べるもの」と「食べる時間」を工夫すればいいだけです。
上手なストレスコントロールこそ、ダイエット長続きの秘訣!