毎朝、目覚まし時計に叩き起こされて、イヤイヤ布団から出る...。これでは、良い1日のスタートが切れません。
わかってはいるけど、寝起きが悪くって悩んでいる人は、実はとても多いんですよね。
実は、朝の目覚めの状態で、脂肪燃焼度が変えられるって知ってましたか?
寝起きが悪いと、太りやすい体質に...?
シャキッっとした朝が迎えられない...
これは、体の中の自律神経のスイッチが、「上手に切り替えられていない」という状態なんです。
朝になり、体がきちんと目覚めると、自律神経が副交感神経優位(リラックス状態)の状態から、交感神経優位(活動状態)に切り替わり、体温が上昇し、代謝が活発になってきます。
このスイッチのオン・オフをスムーズにすることが大切だといえます。
交感神経と副交感神経の切り替えは、脳から分泌されるセロトニンが関係しているのですが、
慢性的にセロトニンが不足すると、基礎代謝が低下して、脂肪が蓄積しやすいと言われています。
これはセロトニン不足が、体温低下の原因である事と関係しているようです。
体温は一般的に、朝目覚めると、筋肉や神経の働きを高めるために上昇し、夜に向けて下降線をたどっていきます。
この変化はセロトニンの分泌量とほぼ一致しています。
しかしセロトニンが少ないと、血液の温度の低下を感知する縫線核(ほう線核)の働きが鈍くなり、体温を調節する温熱中枢を充分に活性化できないのです。
そのためセロトニンが少ない人は、一日中体温が上がりにくいため、冷え性になりやすい傾向があります。
体温が1℃下がると、「基礎代謝が12%」「免疫力が37%」「体内の酵素の働きが50%」低下すると言われ、体温が下がることによる、身体の変化は色々と報告されています。
ダイエットに関係の深い、基礎代謝や体内酵素の働きの低下が、太りやすい体質を作ってしまうのです。
まず、体内時計をリセットを...
まず目覚めをスッキリさせ、セロトニンを増やす方法のひとつは、朝日を浴びて体内時計を一度リセットすることですす。
体内時計とは、体内に組み込まれている時間割のようなもので、生活リズムをコントロールしています。
この体内時計は、1日25時間のサイクルにセットされているため、大人も子供も、朝寝坊や夜更かしの方が楽にできるようになっているのです。
夜遅くまで起きていて、明るい所で過ごしていると、体内時計の周期は長くなり、地球時間の24時間と合わなくなってしまうため、慢性的な時差ボケ状態が起こってきます。
早起きして朝日を浴びることで、体内時計の「同調」が行われ、脳のなかのセロトニン神経系も活発に活動をはじめるのです。
また、朝日を浴びることは、 【メラトニン】 というホルモンの分泌を、コントロールしてくれるのです。
このメラトニンは、朝日を浴びることによりストップして、脳は睡眠状態から覚醒状態へ切り替えてくれます。
また、メラトニンは自然に眠気をもたらす【天然の睡眠薬】とも呼ばれ、朝日を浴びてから約14時間後に分泌が開始され、その2時間後位に分泌のピークとなります。
そのため、本来眠る時間帯に、このメラトニンが不足すると寝つきが悪くなり、そして翌朝の寝起きが悪くなる、という悪循環を繰り返してしまうようになるのです。
私たちが、毎日ほぼ同じ時間にお腹が減ったり眠くなったりするのは、体内時計をリセット(修正)しているためなの
です。
毎朝朝日を1度浴びて、この体内時計をきちんとリセットしておかないと、どんどん時計はずれ始めていくことになります。
体内時計をリセットするためにも、脳内物質の働きを正常にするためにも、太陽の光は必要不可欠なのです。
朝起きたら、まずカーテンを開け、寝室に太陽の光をいっぱい取り込みましょう♪
法則その

朝日を浴びて体内時計をリセット!
自律神経のスイッチを、上手に切り替えて痩せやすい体質に!
朝の目覚めの状態で、脂肪燃焼度が変えられる!
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