一般的に脂肪燃焼といえば、ジョギングやエアロビクスなど有酸素運動を長時間おこなうことが、ダイエット運動の定番です。
ダンベルでダイエットと聞くと、力を入れて...血管を浮かせて...とイメージする人が多いかもしれません。
ダンベルダイエットに使うダンベルは、500gから2kgの軽量ダンベルを使うのもので、女性が気にする、筋肉がムキムキといった、筋肉トレーニングとは少し違います。
ダンベルを使った軽めの運動で、筋肉に刺激を与えると、脂肪が効率良く燃焼するのです。
ダンベルダイエットで、どのくらいのカロリーが燃える?
ダンベルダイエットは、時間と場所を選ばず、しかも道具が安価なダンベルだけという手軽さが人気です。
最近は100円均一にもあり、少ない投資で始められます。ペットボトルで代用すれば、まったく費用はかかりませんね。
また、ジョギングなどと違って、天気に左右されることがなく、マイペースに続けられるので、続けやすいダイエット運動です。
ダンベル体操は、全身の血行を高め、血液中の脂肪や乳酸をどんどんと燃焼していきます。適度なカロリー制限やウォーキングなどと組み合わせれば、無理なく効果的にダイエットを進めることができます。
ダンベル体操はダイエットに適しているとよく耳にしますが、ダンベル体操自体の消費カロリーはランニングなどと比較しても遜色はありません。
たとえば、30分間の消費カロリーを比較すると、ダンベル体操で159kcal程、ランニングなら191kcal程度(※体重50kgの場合)と、あまり差は出ないのです。
運動消費カロリーチェックはこちら≫≫
即効性ならジョギング!持続性ならダンベルダイエット!
ジョギングやランニングとの大きな違いは、脂肪燃焼が比較的少ない点です。
「じゃあ痩せないの?」と言えば、そんなことはありません。
痩せるメカニズムが違うのです。ランニングは有酸素運動で脂肪をダイレクトに燃やすのに比べ、ダンベル体操は無酸素運動で、筋肉量を増やし、基礎代謝量をアップさせます。
基礎代謝 (じっとしていても消費されるエネルギー) が活発な体にしておけば、安静時や睡眠時にも体脂肪が燃焼されやすくなり、リバウンドしにくい体質を作ることができます。
即効性でいえば、ランニングに軍配が上りますが、持続性ならダンベル体操が有利といえます。
もともと目的が違うため比較するべきものではなく、両方をバランスよく行うことで、ダイエットの効果は飛躍的にアップします。
最近ではサーキット トレーニングといって、無酸素運動と有酸素運動を、交互に行うことで相乗効果を狙ったトレーニングも人気が出ています。
ダンベルダイエットのやり方!
ダンベルの重さは、女性で1kg、成人男性で2kg、高齢者なら500gくらい程度の軽いダンベルでOK!夕食後1時間ほど経ったころに、行うのが理想的です。夕食で摂り過ぎたカロリーを消費できます。
基本プログラム4種目(参考記事:ダンベル体操メニュー
)を、それぞれ3セット行うとちょうど15分くらいですみます。
ポイントは、ゆっくりとした動作でダンベルを動かすこと。筋肉に強い負担がかかるからこそ、筋肉を増強する効果があるのです。
あまりスイスイとダンベルを動かしても効果はありません。使っている筋肉を感じながら、ゆっくりと、そして、呼吸を自然なリズムで行いましょう。
- 【消費カロリー目安(単位:1分)】
- 1. 同じ重さのダンベルで
- ダンベルの重さは女性で1kg、男性で2kg前後、高齢者なら500g〜1kg前後が目安。慣れてきたからといってむやみに重さを増やしません。
- 2. ダンベルをしっかり握る
- 事故防止のためにもしっかりと握ります。
- 3. 毎日少しでも行う
- ダンベル健康体操は、とにかく「毎日、1日15分」必ず行うことが基本です。
- 4. 使う筋肉を意識する
- どの筋肉を使用しているのかを意識すると、効果が出やすくなります。
- 5. 反動をつけない
- 一つ一つの動作をしっかりゆっくり行います。目安は、一つの動作で5秒くらい。
- 6. ゆっくりと呼吸をしながら
- 「1・2・3・4」と声をかけながら行えば、自然と息を吐き、また息を吸うことができます。
法則その


ダンベルダイエットで脂肪をつけないカラダに!
ダンベル体操は、全身の血行を高め、血液中の脂肪や乳酸をどんどんと燃焼していきます。
夕食後1時間ほど経ったころに行うと、夕食で摂り過ぎたカロリーを消費できます♪