『適度な運動をしましょう。』 良く耳にする言葉ですね。 『激しい運動』 ならすぐ想像できるのですが、この 『適度』 な運動ってみなさん想像できますか?
医学的にみると 『適度な運動』 の定義は 『定期的に続けられ、心拍数が激しくならない程度の数値で、顔やひたいにうっすらと汗がにじむ程度』 の運動だそうです。
なんとなく想像がつきましたか?
ダイエットでの、適度な運動とはどういうものでしょうか?
たとえば、ゆっくり歩くウォーキング程度なら 『ただの散歩?』 『その程度で運動と呼べるの?』 と思われがちでしょうが、ゆっくり歩いていても長い距離を30分以上、一定のリズムで歩き続けると立派な 『運動』 になるのです。
これが 『有酸素運動』 と呼ばれるものです。簡単な運動でも長時間継続すれば立派な運動になるのです。
体重53kgの女性A子さんが、1時間程度、少し早歩きで散歩(4km/h)をした場合、230kcalの消費カロリーになります。
おやつに食べた、たい焼き1匹分のカロリー(およそ220kcal)を消費したことになります。
ダイエット中のおやつの目安が200kcalですから、この女性は運動した分、もう1回おやつを食べることができる計算になりますね。^^
同じ条件の女性B子さんが、1時間程度、ジャズダンスをした場合は260kcal程となり、ウォーキングでの消費カロリーの差は、イメージしたほどの開きはありません。
どちらの女性も、ご褒美はたい焼き1匹になります。^^
このように、「たいして動いてないな?」と思っているような動作でも、意外にカロリーが消費され、「かなり運動したな!」と思っていても、案外そうでもないことがわかっていただけたと思います。
ダイエット時の適度な運動は、どの動きがどのくらいのカロリーを消費するかを知り、その人の摂取カロリーに応じた運動を定期的に続けていくのがポイントになります。
定期的とは、1週間に3回以上です。それ以下だと、太りにくい身体を作ることは難しくなります。
運動の消費カロリー計算はこちら
運動消費カロリー
日常動作消費カロリー
家事ながら運動消費カロリー
- 【お家でできるダイエットに効果的な運動】
- 家事エクササイズ
- 家事をしながら、日常生活にエクササイズを取り入れてみる方法もあります。キッチンで洗い物をしている時、かかとの上げ下げをしてみたり、フローリング用掃除具などでなく、雑巾かけをすると、経済的なだけでなく、腹筋や背筋を鍛えることにもつながります。
- バランスボール

- 最近よくバランスボールを見かけるようになりましたが、これは、ボールの回転とはずみを利用して、普段使わない筋肉を使いフィットネス効果を高めてくれます。バランス感覚が必要なため、体のコア(体幹)の筋肉を鍛えることができます。
- ダンベルトレーニング
- ダンベルトレーニングの最大の魅力は、空いているちょっとした時間を使って、ピンポイントで体の気になる部分を鍛えることができる点です。TVを見ながらや、CDを効きながらなど、時間を有効に活用しながら、トレーニングできます。専用のダンベルでなくても、ペットボトルに水を入れたものでもOKなので、経済的!
- ヨガ・ピラティス
- ヨガやピラティスは、体の中心である骨盤と背骨を調節し、インナーマッスルという筋肉を鍛えていくエクササイズです。その呼吸法や、ゆっくりとした動きから、余分な脂肪を燃焼させ、女性らしい柔らかい筋肉を作るのに適したエクササイズと言えます。
- サイドステッパー
- サイドステッパーは、お家にいながら、有酸素運動ができるアイテム。室内で音楽を聞きながらリズミカルにカラダを動かせば、有酸素運動のほか、重心を左右に移動することで大腰筋を鍛え、骨盤の位置を正常に保ちます。ステッパーの負荷を調節することで、筋力アップ効果も期待できます。
法則その

簡単な運動でも意外にカロリーが消費されています。
簡単な運動でも継続すれば立派な運動になるのです。
ダイエット時の適度な運動は、どんな動きがどのくらいのカロリーを消費するかを把握しましょう!