ダイエットを始めようと思う方の大半は、「食事やおやつを減らすくらいなら走ろう!」と、食事制限でなくまず運動などでの消費カロリーを増やすことを考えるのではないでしょうか?
でも、今まで運動をしていなかった方が多いため、なかなか長続きしません。
運動することに、身体が慣れていないため、疲れがたまりやすく、運動をすることが苦痛に感じてしまうのです。
そこでストップ(挫折)してしまったり、続けようと思っても、筋肉痛などの理由から、なかなか運動を継続させることができないのです。
はじめの一週間は?
ダイエットのために運動を始めようと、ジョギングを始めた人は、「こんなにがんばったのだから、かなり体重も落ちるはず!」と期待が大きいはずです。
でも、運動で消費されるエネルギーは、1時間ジョギングをしてもせいぜい250kcal。大きめのショートケーキ1個分程度です。
1ヶ月休まず続けたとしても、7750kcal。およそ体重1kg程度しか減らない計算になります。
(※脂肪1kgを燃やすためには7000〜7500kcalの消費が必要。)
また、運動に慣れていない人が激しい運動を急にはじめると、関節を痛めたり、
筋肉にトラブルを起こしてしまい、「カラダにいいから!」とはじめたことがむしろ逆効果になってしまいます。
そこでダイエット運動成功のためには、最初の1週間は、通勤時間を上手に活用することをテーマにしてみましょう。
- ◆通勤ダイエット!3つのルール!◆

- 通勤電車で立っている。
(1.3kcal/分)
- (往復2時間156kcal)
- 通勤時は、1つ手前の駅で降りて歩く。(2.7kcal/分)
- (往復30分81kcal)
- エレベーターを使わず階段にしてみる。(4.0kcal/分)
- (1日20分80kcal)
- わざわざ歩く時間を設けると続かないので、このように毎日の生活の流れに組みこんでしまいます。たった3つのルールを実践するだけで、1日300kcalのダイエットになります。
このときダイエットのためのポイントがあります。
- ◆足の裏に意識を集中しましょう。◆
- 電車の中では、ただ立っているだけでなく、かかとの上げ下ろしをプラスしましょう。
- 歩く時は、かかとからついて、つま先で蹴るように意識しましょう。(普段歩くときより、少し歩幅を大き目に。)
- 階段を上るときは、少しかかとをはずし、つま先だけで昇りましょう。
ダイエットで体重を落とすという感じではなく、「少しくらい食べ過ぎても太りにくいカラダ作り」を目標に、始めてみましょう。
そして歩くことに慣れて、運動ができる体力がついてきた時点で、本格的なトレーニングをスタートさせましょう。
以前よりも少し筋肉が大きくなってきているので、体が軽く感じられるはずです。
1日300kcal程度の運動を目標に行いましょう。1ヶ月の通勤時だけで、約1キロのダイエット(300kcal×25日=7500kcal)が行えるはずです。
法則その

ダイエットはじめには、通勤ダイエット!
ダイエットの大原則は、できるだけエネルギー消費を増やして、余分な脂肪を燃やすことです。
通勤ダイエットで、ちりつもダイエット!
決して、ハードな運動だけが脂肪を燃やすとは限らない!