運動頑張ったのに、全然痩せてなかったことはありませんか?
逆に沢山食べても、思ったほど太っていなかったことはありませんか?
体重の変動には、色々な要素が密接に影響しています。
体脂肪はもちろん、筋肉もこの中に含まれますが、日々の変動は他の要素もとても大きいのです。
毎日の体重変化に、一喜一憂せず、リラックスしてダイエットに取り組みたいものです♪
体重増減にかかわる、5つの要素!
その
水分
ダイエットの話をすると、いつも出てくるのが、「水太りをしないのか?」ということです。
結論から言いますと、太りません!水やウーロン茶は正真正銘の0kcalで脂肪もゼロ!だから、太りようがないのです。
そもそも、人の体からは常に水分が失われています。水分が減れば、肌が荒れたり、血液ドロドロになったり、減らしてはいけない要素です。
新陳代謝を促し、不要な老廃物をカラダから流し出すためには、水の摂取が必要不可欠です。
しなやかな筋肉を作るためにも、水分が大事なポイント!
それに水をたくさん飲むと、それだけでお腹いっぱいになって、たくさんモノが食べれないなんて嬉しい事も...。
水を賢く摂ると、ダイエットの成功率が格段に高くなります。美しいボディラインを手に入れるためには、まず水を味方にしましょう。「水」は最高の『ダイエットサプリ』です!
モデルが水ダイエットを選ぶ理由!
ただし、水だけで体重が増える人は、内臓に疾患があったり、機能が落ちているなど、それに気がつかないでがぶ飲みした場合に、むくみなどが起こる場合があります。
特に、腎臓に異常がある場合、本当に「水」を飲むだけで太ることがあります。
「軽度の水太り」か「腎機能低下」とかでは、大きな違いです。
下記のような症状がある場合は、ネフローゼの疑いがありますので、一度、専門医に相談してみましょう。
- 〜腎機能低下〜
- 水を飲むにもかかわらず、排尿の回数や量が減った...
- 体重が短期間に増えた...
- 食欲不振や吐き気が続く...
- 下半身にむくみとともに、青あざができる...など
その
消化・吸収中の食べ物
食後すぐなら、食べ物は排泄も消費もされないので、単純に食べ物の重さ分だけ体重は増えますが、すぐ脂肪になるワケではありません。
食べた物は、おなかの中で消化され、栄養素が吸収されます。
吸収された栄養素は、必要に応じて体内で使われ、余ったものが脂肪として貯蔵されるのです。
そしてすべてが栄養として吸収されるわけではなく、吸収されないカスが残ります。これが便として排泄されます。
正常な排泄が出来ているようにならば、この部分は1日〜2日で元の体重に戻ります。
また、筋トレなどで筋肉を鍛えていれば、吸収された栄養素の内のたんぱく質が、筋肉になって体重が増える場合もありますが、問題にしているのは、体脂肪の部分です。
食べた食事が、特に脂(油)分や、糖分の割合が多い場合、1日の活動カロリーをオーバーした部分が、脂肪として残り、体重増加の原因になります。
食物繊維を、意識してたくさん摂るようにすれば、腸からの栄養の吸収を緩やかにしてくれます。
その
便(便秘)
日本人の腸の長さは、7.5〜9メートルと言われています。これは、欧米人よりも、小腸・大腸あわせて、2〜3メートル長いそうです。(参考記事:腸の雑学百科
)
日本人の1日の大便量は約100〜300gぐらい。もちろん、食事の種類や量によっても違ってきますが...
胃に入った食べ物が、排便されるまでの時間は、24〜72時間後位といわれています。その間、便は腸に待機しているというわけです。
宿便がひどい人になると、残留便が1〜4kgも溜まっていることもあるそうですので、無くなれば、その分は体重は減ることになりますね。
(参考記事:森田クリニック
)
また、これを出さないと、脂肪を減らすことは難しいといえます。待機時間が長ければ長いほど、それだけ栄養を吸収していくからです。
ひどい便秘状態の経験のある人はお分かりでしょうが、カチカチ・コロコロの、石のような状態になるまで、栄養だけでなく水分まで吸収していくのです。
そうならないためにも、不溶性の食物繊維をたくさん摂って、快便サイクルを作っておきましょう。
全国の便秘女性の皆さん。大事に置いとくもんじゃありませんよ!
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