ストレスは便秘の原因になるのでしょうか?ストレスを感じていることと、便秘はどう関係しているのでしょうか?
生まれつき便秘の人はいません。便秘になるからには、何かしらの原因があります。
ストレスから便秘になり、そしてその便秘がまたストレスになり...という悪循環を繰りしている人が増えてきています。
また、スリムになるために行うダイエットも、無理に行うと、おなかの張りと便秘の原因になってしまいます。
極端に食事量を減らすことで食物繊維の摂取量が減り、便が排出されにくくなります。
便秘になった原因をきちんと把握し、便秘の原因を取り除くことで、ダイエットの成功率も格段に上がってきます。
女性に多い便秘の原因とは!
【無理なダイエット】
本来は、食事制限プラス運動をすることで、カロリーをコントロールするほうが健康的なのですが、「運動が嫌い」「時間がとれない...」などといった理由から、どうしても「食べ物を減らしてやせる」という発想になりがちです。
最近では、これが便秘の原因になってしまうことが多いようです。
食事制限などのダイエットで、食べる量が少なかったり、噛まなくても消化しやすい食品ばかり食べていると、消化器官が十分に働かず、動きが鈍くなっていきます。
もともと便は、体の中で不要になったモノでできていますから、食事の量が少なかったり、カスの出にくい食品ばかり食べていると、体の中で作られる便の量は少なくなってきます。
そうすると、一定量の便がたまるまで時間がかかるため、その間に、どんどん水分は奪われ、便が硬くなって移動しずらくなります。
コロコロの硬い便になり、さらに出にくくなってしまうわけです。また、脂肪分を控え過ぎることで、便のすべりが悪くなります。
【便意を感じられなくなっている】
健康な人は、毎日決まった時間に便を出すことができます。これは、「便を出したい」という反射が自然に起きるためです。
でも、「便意を我慢する」ことが続くと、「便を出したい」という反射が鈍くなり、自然に便意を感じる力が衰えてしまうのです。
「身支度が忙しくて便を出すヒマがない」とか「外出先だから、もうちょっと我慢して...」とか我慢するクセのある人は、トイレに行くタイミングを逃してしまう生活習慣が、「便意を感じられない身体」を作っているのです。
【ストレスが原因】
腸と感情は密接につながっていて、ちょっとした感情の動きにも大きく左右されます。
近年、過敏性腸症候群(IBS)という病気が急激に増加していることでも理解できます。この病気の特徴は、検査をしてもこれといった異常は見当たらないのに、便秘や下痢を繰り返す病気で、精神的な要因で起きるのではないかと考えられています。
職場や学校などで緊張状態が続いたり、人間関係がうまくいかずギクシャクするというような精神的ストレスが重なって感情がマイナス方向に働くことで、痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)の原因になります。
大腸の運動が強すぎてケイレンを起こし、便の通過を妨げて便秘になるタイプです。特徴としては便意が強いわりに、排便が困難で、刺すような腹痛、腹がゴロゴロ鳴ったり、お腹が張ったりします。
【女性ホルモンの影響】
比較的男性には、便秘が少ないことからも、女性ホルモンの問題も考えられます。
女性は、もともとホルモンの関係で、生理直前に便秘しやすい人が多いのです。生理前は、黄体ホルモンの分泌が活発になるため、腸の活動抑制され便秘がちになり、生理が終わるにつれ、便が緩くなる傾向にあります。
生理前は、大腸での水の吸収がさかんに行われるため、便からも水分を奪われ、便秘につながるというわけです。
また、妊娠中に便秘がちになるのは、物理的に腸が圧迫されること以外に、プロラクチン(黄体刺激ホルモン)の影響があると言われています。
【水分不足】
水分を摂るのは、「水太りがイヤ!」「むくむ」「トイレが近くなる。」「汗をかきやすくなる。」ということを理由に、水分を控える女性が多いようです。
もともと便の水分が不足しているところに、腸内で更に吸収されてしまうと、さらに便が硬くなり、排便しにくくなります。
固くなった便は腸の中に長時間とどまり、後から流れてきた柔らかい便をせき止め、腸壁から水分を吸収されてしまいます。この繰り返しで、便秘になっていくのです。
【運動不足による便秘】
運動不足によって排便時に使う腹筋が弱くなると、腸(小腸・大腸)の蠕動運動(ぜんどううんどう)が弱まり、便秘を一層悪化させてしまいます。
特に女性の場合、もともと男性に比べて腹筋が弱いため、運動不足になると、圧倒的に便秘になりやすいのです。腹筋を鍛えるだけで便秘が解消されることも珍しくありません。
運動不足が原因の便秘は、弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)が多いといわれています。
便秘もいろいろ?!
便秘にも種類があり、大きく分けると【機能性便秘】と【器質性便秘】の2つに分類されます。
機能性便秘というのは大腸の働きの異常によって起こるもので、弛緩性便秘、痙攣性便秘、直腸性便秘・食事性便秘の、4種類に分類されます。
【弛緩性便秘】
腹筋力の低下で、便を押し出すことができなくなったり、大腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が弱くなったりすることで起こる便秘。出産後の女性や、高齢者に多い便秘です。
【痙攣性便秘】
ストレス等により、自律神経が乱れ、腸のぜん動運動が強くなりすぎてしまったために、起こる便秘。
下痢と便秘を交互に繰り返しておこることが多いようです。
【直腸性便秘】
便が直腸に到着したにもかかわらず、便意が伝わらないために起こる便秘です。
便意を我慢する癖のある人に多く見られます。
【食事性便秘】
極端な食事制限でのダイエットで、食事の量が極端に少ない場合や、食物繊維の少ない偏った食事が原因でおこる便秘です。
※注)器質性便秘は、大腸の形の異常や、傷を伴う病気がもとで起こる便秘のことです。腸閉塞・腸捻転・大腸ガン・腹膜炎(ふくまくえん)など、腸の腫瘍や閉塞・炎症によって、腸の通りが悪くなるためにおこるものです。
すみやかに医師の診察と治療を受ける必要があるタイプです。
法則その

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