太りやすい人は食事をあまりよく噛まない傾向が強いようです。やわらかい食事を好むこともあって、2
〜3回くらいしか噛まないで飲みこんじゃってる人を多くみかけます。
ダイエット中は 『噛む』 ことがキーポイントになります。
この『良く噛んで食べる』という行為は 『痩せホルモン』 を引き出す効果があるのです。
噛んで「3つの痩せホルモン」を引き出せ!
食べ物を良く噛むことで、食事の時間が長くなるだけではなく、以下の3つの 『痩せホルモン』 が分泌されます。
この「やせるホルモン」をたっぷり分泌させるコツは 『ひとくちにつき30回以上噛む』 ことなのですが ...
いきなり、初日から硬い物をバリバリ噛むなんていうのは続きません。いきなり硬い物をたくさん噛むとあごが痛くなりますし、歯茎も腫れてしまいます。なんでも極端なことはやめたほうが無難です。
- 痩せホルモン1
- レプチン
- レプチンはまず、満腹中枢を刺激し、次に、溜まった脂肪を燃焼させるための伝達を出します。このような一連の作用により、脂肪を燃えやすくする働きがあります。
- 痩せホルモン2
- ヒスタミン
- 唾液・消化液の分泌を促し、満腹感が得られやすくなります。
- 痩せホルモン3
- セロトニン
- 精神を安定させる作用があります。
精神が安定して安心感や満足感が増し、ダイエットのイライラを抑えてくれます。
そのため、食べたいという衝動を抑えてくれます。
噛む回数が自然と増える、料理のコツをご紹介します。
- ご飯なら白米でなく発芽米などのほうが噛みごたえがあります。
また、少し硬めに炊くだけでも違います。
- 野菜などを大きめに切るだけでも、噛む回数は増えます。
- 生野菜より、お漬物にすると、噛む回数が増えます。
- お刺し身を食べる時、ツマと同時に食べるだけで、噛む回数はぐっと増ます。
- 切干大根やカンピョウ、キクラゲなどの乾物や海藻類を、メニューに取り入れましょう。
食物繊維が豊富で、噛む回数が増えるだけでなく、お通じも良くなります。
このようにすることで、脳が食感の違いや味の違いを感じ取ろうとする為、噛む回数が自然と増えてきます。
ダイエットに新感覚ガム!
また、食事の時だけでなく、普段からガムを噛んでいると、満腹中枢を刺激してお腹が減りにくくなるだけでなく、あごの筋肉が鍛えられるため、食事の時噛むのが苦痛でなくなります。
最近では、『コバラピタリガム』
なる、実際にお腹が膨れるガムも発売されています。
こんにゃくパウダーがおなかのなかで200倍に膨らみ、ブドウ糖の作用で食事をした後の様な満足感がえられ、そして、さとうきび繊維が腹持ちを良くする、といった効果があるそうです。
噛むことを習慣付けると歯周病予防ができ、口臭を減らしたり、 歯ならびや、あごの形によい影響を与え、小顔にするといった効果も!