減量目標が多すぎたり、期間が短すぎたり...。
そうなれば当然、過酷なダイエットメニューを設定しなければならず、結局ストレスがたまり、諦めてしまう事が多くなります。ダイエットでの挫折の原因のトップは、ストレスに負けてしまうことなのです。
ダイエットというと、どうしても「体重を減らすこと」 にポイントを置いてしまいますが、体重を減らすことだけに、こだわり過ぎると、ダイエットに失敗しがちです。
例えば、ダイエット中だからと、低カロリーのものばかり食べていると、体温が下がり、身体は脂肪を蓄え始めます。身体の冷えは基礎代謝を下げるため、脂肪を燃焼
する力が弱まります。一時的に体重が減ったとしても、ダイエット前よりも痩せにくい身体を作ってしまうのです。
体脂肪率も大切ですが、筋肉率を意識していますか?
また、食事制限のみでダイエットをすると体重は減りますが、実は体脂肪率は落ちていないことが多いのです。
ダイエットに運動を取り入れていないと、体脂肪が減る前に、まず筋肉量が減っているということを知りましょう。
筋肉を適量にしないといけない理由は、筋肉が落ちると基礎代謝量が減ってしまいます。
そして基礎代謝が減ると、脂肪が燃えにくくなります。
つまり筋肉量が減ると基礎代謝がさがって、脂肪が増えやすくなるわけです。
結局ダイエット前より脂肪が付きやすい体へと変化し、 ダイエットをやめて食事を戻すと、やすやすと太ってしまうということになります。
厚生労働省の国民栄養調査では、朝食を抜くなど欠食を習慣にしている人は、3食きちんと食べている人より皮下脂肪が厚いというデータが公表されています。
リバウンドがなく、ダイエット後も簡単に体重をキープできることが、本当のダイエット成功なのです。